2025年6月21日(土) 14:00~16:10
東京学芸大学附属大泉小学校【対面開催】
14:00 開会
14:10~15:00 実践報告①
15:10~16:00 実践報告②
16:00~16:10 事務連絡 閉会
実践報告① 望月美香先生(江東区立第三大島小学校)
「説明的な文章において自分の考えを形成する力を育てる指導法の工夫 ~目的をもって読み、既有の知識や体験と結び付けて考える活動を通して~」
本実践は、小学6年生を対象として、「『考える』とは」(光村6年)を用いて、説明的文章を読むことおいて、教師が単元計画や言語活動、「考えの形成」を充実するための手だてを講じることで、児童が目的を意識しながら学習に取り組み、自分の考えを形成できることを目指した。児童が四人目の筆者として自分にとっての『考える』を文章にまとめる活動に取り組んだ結果、筆者の背景や書きぶりに触れ、目的意識をもって読み進める姿が見られた。一方で、一部の児童には、読みの蓄積を主張と結び付けて文章にまとめることに課題が残った。 〈附記〉 本発表は、令和6年度東京都教育研究員小学校国語部会研究発表会(令和7年2月実施)で発表した内容を発表者が他の研究員や指導主事の許可を得て、本学会での発表用に一部改変したものである。
実践報告② 大村幸子先生(お茶の水女子大学附属小学校)
「探究的な態度を育てる読むこと学習―小学校2年生「ロボット」の実践より―」
いま「子どもに学びを委ねる」という言葉が至るところで言われています。子どもが自らの 興味や関心に基づいて学習を進め、学びを深めていく。そんな実践ができたら理想的です。こうした「探究的な学習」を、日々の国語科の学習で、実現させたい。本発表では、説明文 「ロボット」の実践をもとに、国語科における探究的な学びの様相と、その学びに関わる教 師の役割について考えていきたいと思います。
参加費 無料※学会員の方は年会費(一般5,000円、学生3,000円)をいただきます。
※年会費の納入方法は、以下の口座への振り込みとなっております。
★会費納入先口座★ 三菱UFJ銀行(旧 三菱東京UFJ銀行)国分寺支店(店番 557) 普通 2039194 名義 東京学芸大学国語教育学会事務局 片山 守道
・本学会は、国語科教育に関心のお持ちの方ならばどなたでも入会できます。
・本学会に関するお問い合わせは、学会事務局(東京学芸大学附属大泉小学校・上田真也 ueshin@u-gakugei.ac.jp )までお願いいたします。
・第3回例会は、9月6日(土)の開催となります。会場は東京学芸大学附属大泉小学校です。
・同時にオンライン(zoom会議室)でも参加が可能です。