R07-01 第1回例会・総会 5月17日(土)

2025年5月17日(土) 14:00~16:30

14:00~ 開 会
14:10~15:00 実践報告①
15:10~16:00 実践報告②
16:10~16:25 総 会
16:25~16:30 事務連絡 閉会


<実践報告①> 曽根朋之先生(東京学芸大学附属竹早小学校)
 【発表題目】:「物語から小説へ~『一房の葡萄』~を振り返って」
 【発表要旨】:3月の公開授業「物語から小説へ~『一房の葡萄』~」では、授業を通して次の4つのことを提案しました。
①物語と小説(小学校・中学校)で読み方・指導法が変わるのか。
②教師は、学習用語をどう扱うべきか。
③「主体的に探究的に読む」とは?「問いをつくる」とは?(初発の感想からって卑怯じゃないか?)
④学習形態(グループでの拡散・丸投げ?、全体交流での限界?)
これらのことを子どもたちの学習感想や単元の振り返りをもとに成果と課題を検討しました。6年生の最後に学んだ文学を通して、文学における学びを考えていきたいと思います。

<実践報告②> 橋浦龍彦先生(東京学芸大学附属小金井小学校)
【発表題目】:「書くことにおける共有の授業づくりを見直すー共感的に共有することを目指してー」
【発表要旨】:本実践「一年二くみ おもい出アルバムをつくろう」では、書くことにおいて、児童同士が書いた文章を共感的に共有することを目指しました。そのために、「児童が設定した読者に反応をもらってから共有に返る学習過程」「獲得した視点を生かして共有すること」の2つを中心に取り組み、書くことにおける共有の授業づくりを見直しました。児童が見せた共有の姿から、小学校1年生の共感性の育ち、書くことにおける共有のあり方、教師にできることを考えていきたいと思います。