2024年10月12日(土) 14:00-16:10 附属小金井小学校(オンラインzoom併用)
14:00 開会
14:10-15:00 実践報告
進め方カードと動画によるふり返りを導入した話合い指導の実践
-小学校3年生「役わりを決めて話し合おう」より-
さいたま市立大谷場小学校 栗栖衣里奈先生
本単元は、今までの話合いでの「最後まで決まらない」「みんなで、ができない」などの困り感を起点に、自分たちの話合いを題材として、協同的に進める視点を育むことを目指した学習です。具体的な手立てとして、進め方カードと動画視聴によるふり返りを導入しました。実践報告を通して、小学校3年生の話合いがどのように行われ、その展開がどのように変容しているのか、学習者の話し合いへの意識には、どのようなものがあるのかを捉えていきます。その上で、本単元で用いた手立ての機能性や有効性について考えていきたいと思います。
15:10-16:00 研究発表
アーギュメントスキルに着目した国語科・理科の教科横断的な学習プログラム開発
~構造と可視化に着目した実践を通して~
東京学芸大学附属世田谷中学校 渡邉裕先生
本発表は「自分の意見を明らかにすること」について、アーギュメントスキルへの着目から教科横断的なモデルの構築とその活用を図った実践をもとに、報告・分析を行うものである。収集・活用を図る情報の質的な面に目を向け構造化を促すことで、表現につなげていくことがその特徴として挙げられる。また、一人一台端末が実現されたことによる変化を踏まえ、可視化という点についても注目していく。 (本実践は、東京学芸大学特別開発プロジェクト「指導と評価の一体化に対応した理科・国語科を教科横断的に探究する学習プログラムの開発」の一環の取り組みである)